どこかの外国のバー。
店内に乱入した男が拳銃で客を次々に撃ち殺していく。
残されたマスターが愛用のパイソンか何かを取り出し男に応戦。
激しく撃ちあっている。
俺はというとカウンターに隠れ
レミントン870で狙撃のタイミングを虎視眈々と狙っていた。
マスターが発射した弾がかすめたのか、
一瞬よろける男。
「今だ!!」
俺は男の頭に照準を合わせ引き金を引く。
次の瞬間、放たれた弾はむなしく壁のみを撃ち抜いていた。
と同時に、それに気を取られたマスターに男が容赦なく弾を撃ち込む。
大量の血液をぶちまけて絶命するマスター。
そして男の標的は俺ただひとりとなった。
男はマガジンを交換している。
「今ならやれる!」
レミントンの引き金を引こうとするが、なぜか溶接されたように固く、ビクともしない。
新しいマガジンを装填し終えた男がニヤリと笑い、
俺の頭に銃口を向ける。
「(ヒィィィッ!頭打ち抜かれて一撃で死ぬなんて、そんな情けないのイヤだっ!!
カンベンしてくださいカンベンしてください・・・・)」
もうダメか!?と思いつつ、なぜか手元にあった布団で頭を覆い隠す。
数秒が経過するが男が発射する様子が無い。
恐る恐る布団から顔を出すと・・・・
そこはいつも見慣れた俺の部屋だった。
これは夢だったのだ。
「フッ。やれやれ、朝からハードな夢だぜ。」
とブラックのコーヒーを飲み干し、JPSを咥え火をつけたかどうかは知らないが、
窓を開けると一面銀世界になっていた。
今朝の出来事です('A`)