無駄に長いかもしれないので適当にスルーしてください。
デジタル、銀塩問わず、
一眼使っててちょっと凝りだした人間（俺含め）が撮る写真って、
どれも似てるなぁ、と。
考え方、捉え方の傾向というか。
とりあえずカメラ傾けてナナメに撮ってみたり、
モノを素直に捉えずに、一部だけ切り取ってみたり。
わざと状況、環境を作り出したり。
ちょっと自分（の写真）に酔ってるみたいなw
撮ってる側は独創性を狙ってるんだけど、
（ふつうの人には感動されたりするけど）
実はカメラに凝ってる奴なら誰でも思いつくし、みんなやってるんだよな。
自分自身そういう傾向あるからこそわかるんだがw
ま、そういうのもそれはそれで楽しいんだけど。
逆に、エントリー機に18-200（銀塩なら28-200）とかつけて、
スナップ的に気軽に何でもパシャパシャやってる奴の写真のほうが、
なんだか新鮮に感じられる今日この頃。
もちろんそういう高倍率ズームだから
画質面のことを言ってしまうとあれなんだけど、
撮り手の楽しさはすごい伝わってくる気がする。
自分自身、一眼持ちはじめた当初の写真のほうが、
楽しんでるなぁってのが強く感じられる。
技術や知識的な事で言えば日々向上してるんだろうけど、
最近はあれこれ考えすぎかなぁみたいな。
別に今が楽しくないってことじゃないけど。
つーわけで最近はなんでもかんでもパシャパシャやってます。
撮ってるとき楽しい写真は後で見ても楽しい。
逆に難しく考えながら撮った写真は、後で見ても色々考えさせられる。
（ここをこうしてみたけど、とか、ここはこうかなぁ、とか）
それを悪いことだとは思わないけど…
人の撮ったものでもそう感じるもんね。
だからといって俺も全てをテキトーに撮るわけじゃなく、
じっくり狙って考えて撮ることもある。
まぁどっちも大事だわな。
とにかく理屈ばっかり先走って、自分のハードル上げまくっても楽しくない。
そういうスタンスが合ってる人間もいるだろうけど。
そういう人はそうすればいいし。
どっちがプラスになるかは人それぞれだね。
なんだか書いててワケわからなくなってきたが、
まぁカメラはいろいろあっていろいろ楽しい。
各々が好きなように楽しめばいいさ。
速い車と楽しい車は違う。
感動する漫画が絵が上手とは限らない。
わからんけど。
どっちかと言うとだけど、
俺は写真よりカメラが好きなんだな。
鑑賞より撮影が好きなんだ。
だからこんなこういう風に思うんだろーな。
