今日はノニト・ドネアvsウィルフレド・バスケス・ジュニアの
WBOスーパーバンタム級王座決定戦がありました。
ドネアにとってフライ、スーパーフライ、バンタムときて4階級目の王座。
下馬評ではドネアの圧倒的有利。
しかしドネアはちょっとバスケスをナメ過ぎてるような気もする（その先の西岡戦しか眼中になさそう）し
思わぬところで足をすくわれることもあるぞと思った。
試合は序盤からドネアがガンガン前に出る。
時折バスケスの左ジャブを被弾するけど、とにかくガード下げてカウンターのKO狙いみたい。
バスケスは終始ガードを固めて安全運転。
3Rにドネアが良いの入れてぐらつかせるんだけど、ダウンには至らず。
その後中盤からバスケスの右が当たり始めるけど、ドネアも的確に返す。
で、9R左のカウンターからフックでバスケスからダウンを奪う。
12R、バスケスが逆転を狙って前に出てくるけど上手く捌くドネア。
12R終わって判定。
ジャッジ3人のうち2人が117−110でドネア。
しかし一人が115−112でバスケスにつけた。
それ聞いてドネアだけじゃなくバスケスもびっくり。
居眠りでもしてたのかそいつは！？
贔屓目に見てもその判定はないと思うぞ・・・。
てなわけで2−1のスプリット判定で
ドネアが新王者になりました。
これで4階級制覇。
しかしこのあたりからハードパンチャーの多い階級になっていくし、
今の戦い方だとちょっと心配だなぁ。
客を沸かせることを狙ってそうしてるんだろうけども。
ガード上げてアウトボックスに徹すればもっと強いと思うんだけどな。
しかしいつ見てもドネアのカウンターとか、
ロープ際に詰められた時の捌き方とかはホント天才的だな。
すげーわ。
ちなみにこの試合の次に行われたWBCミドル級のタイトルマッチは
チャベスjr.が3−0の判定で防衛に成功。
これで45戦無敗か。これまたすげえな。
父が偉大だからプレッシャーすごいだろうけどやるなぁ。
さて、次はドネアと西岡の統一戦かな。
しかしドネアが試合後グローブ外した時、
左手のバンテージが血で真っ赤に染まってたのが気がかり。
皮めくれただけとかならいいけど。
うわさ通り5月にできることをいのろう。
そんな日曜日。
(ﾟДﾟ)
